今は人生の種まき中

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リワークプログラムは本当に効果があるのか体験者が語る

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初めての方も、何度目かの方も一瞬でもこの記事を

見に来て下さり有難う御座います。

 

HSPコミュニティ」なるグループを作成しているのですが

現在総勢5名で細々とやっておりますので、お気楽にご入会下さい!

 

今回はリワークプログラム(復職支援プログラム)の効果について。

結論からいうと効果あります。

しかしながら、効果の程度といわれると人それぞれになると思います。

また、通うところの場所・環境にもよりますので、私自身の体験で

少しでも理解していただき、迷っている方は参考にしていただればと思います。

 

また私が鬱病になったきっかけはこちらです↓↓

 

www.suusansp.com

 

 

 

リワークプログラム(復職支援プログラム)とは

簡単にいうと鬱病などの精神疾患で休職をしている人を対象とした

復職に向けた支援活動となります。

復職に向けていくつかのプログラムをこなしていき、専門カウンセラーとの

相談をしながら、少しずつ復職に向けての不安を解消していき、スムーズに

復職できるようにしていくところです。

 

どこでやっているのか

まず下記の3つの場所で実施されています。

医療機関

②地域障害者職業センター(私が通っていたのはここです)

③企業内

なので、この記事は②を対象としたものとなります。

 

どのような手順で参加できるようになるのか

私の場合は通っている心療内科の先生からの勧めがあり

会社に承諾をもらい通うことになりました。

説明会なども定期的にしていると思いますので、気になっている方は

参加して下さい。

または、会社から参加しないと復職を認めないといったところや

会社から勧められたという方もいました。

 

費用はどのくらいかかるのか?

私の当時は通勤費用と昼食は自費で、それ以外は無償でした。

しかしながら都道府県によっては1施設しかなかったりするので

場所が離れていれば、それなりお金がかかると思います。

 

参加人数はどのくらいか

時期によって変わるのかもしれないです。

人数に制限を設けているものの、私のときは7名でした。

説明会の時はその倍以上はいましたし、かなり初期の段階で退会する人もいました。

その最終的に残ったのが7名でした。

 

期間はどのくらいか

私が行っていたプログラムは3か月でした。

しかしながら、このプログラムに通いながら、会社にも通うというリハビリ出勤

というのもあります。

午前は10時から12時、午後は1時から3時まででした。

 

参加プログラムの内容

これが一番気になると思います。

まずは外に出てプログラムに通うという行為自体が訓練なっているので

1~2週間は午前中のみで、読書といった自習やリラクゼーションの音楽を

聞きながら行う呼吸法など習うといったものでした。

イメージ的には、ゆっくりと復職に向けて負荷をかけていくイメージです。

プログラムの内容は下記のようなものがありました。

 

・自習(読書や自身の振り返り、出題された課題をする)

・ウォーキングや軽い運動

メンタルヘルスについて

認知行動療法

・アンガーコントロール

アサーション(フリーテーマ)

・課題発表

※自習以外は、グループに分かれれ行います。

 

カウンセラーとの面談

専門のカウンセラーと面談をして、ココロとカラダの状態や

復職に向けての不安などの話をします。

参加している人はみんなこれを楽しみにしていましたね。

楽しみにしている表現は適切ではないかもしれないですが

話を聞いてもらって、アドバイスをもらうのは非常に貴重であり

すごく心理的にいい効果があるものでした。

普通は有料ですからね。

 

場の雰囲気はどうだったか

やはり最初は皆、よそよそしい感じでした。

しかしながらグループで課題をこなしていくにしたがって

打ち解けていき、笑顔も見られるようになってきました。

皆状況は違えど同じような苦労をしているので。

 

復職の成否について

個人的な意見でいえば、他の方の表情を見ると不安はあるけれども

復職に向けて前向きになっているように感じました。

その後の話を聞いたりするとうまくいっているケースが多いと思います。

ただ、リワークプログラムが終わった後の会社の対応の違いにより

状況は大きく変わると思います。

 

プログラムが終わってから復職してからについて

会社によって対応が変わってきます。

ある会社ではリワークプログラムが終わってから1ヶ月後の出社であったり

最初は挨拶だけをして帰り違う部署の雑務をこなすといったものがあったようです。

これは会社の規模や取り組み方によって変わってくると思います。

大きな会社であれば、いい意味で慣れているので完全に治ってから復職してほしいと

考えているので、無理がないように出勤をさせてあげたり、違う部署への転換したり

と待遇が凄くいいです。

ただ小さな会社だと人手が足りないから、早く復職させたがる傾向があるかも

し、休職前と同じ部署で働かされる可能性大です。

そういった場合はカウンセラーと相談をして、無理しないように会社と交渉

するべきだと思います。

 

まとめ

個人的な感想としては、このリワークプログラムに参加することは

すごく意義があるものでした。

それは鬱病の回復が早まるというのもそうですが、参加することによって

会社との対応がある程度余裕を持って出来るからです。

家に閉じこもっていたら一人抱え込んで、会社と対応しないといけないですからね。

そうなると早く復帰してしまわないといけないと思い込んでしまい

また休職してしまう可能性が高くなってしまう。

なので、少しでも迷っている方がいたら説明会でも参加するべきだと思います。

 

私の復職してからの地獄は、また別のお話で。。。

 

最後までお読みいただき有難う御座いました!