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再休職にならないための傷病手当金について知っておくべきこと~休職中で転職を考えている方にも~

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congerdesign | Pixabay

初めての方も何度目の方も一瞬でもこのブログを見に来てくださり有難う御座います!

 

今回は、傷病手当金について書いていきますが

怪我などの身体面ではなく、鬱病適応障害での精神面での

内容となります。

 

傷病手当金とは何か?

傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。

引用元:全国健康保険協会

 支給される条件については、下記の全国健康保険協会に詳しく載っています。

www.kyoukaikenpo.or.jp

 

適応障害鬱病で休職された方が再度休職してしまう確率は非常に高く

復職してから数年以内には再発し休職を繰り返してしまいます。

私自身もそうであり、またリワークプログラムに参加されていた方の半数は

2回目の休職中という方でした。

 

www.suusansp.com

 

そこで語られていたのは、1度目の休職の時に早く復職しないといけないという

気持ちになり、復職してみたものの再発し2度目の休職になったということ。

特に適応障害と診断された方は、ストレスの原因となっているものから離れると

症状が緩和されるので、早く復職できるのではないか、会社に迷惑をかけて

しまっているのではないかと考えてしまい、焦って復職してしまうケースがある。

 

1度目の休職中に知っておきべき大事なことは、復職して給料をもらっていても傷病手当の1年6ヵ月が含まれるということ。

 

傷病手当の支給期間とからくり

上記のとおり、傷病手当の期間は1年6ヵ月です。

批判はあると思いますが、復職は焦らずに甘えに甘えて出来るだけ長く支給を

受けたほうがいいです。

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引用元:全国健康保険協会

急いで復職をしてしまい、至急開始から1年6ヵ月以内に再休職してしまうと

数ヵ月しか支給してもらえなくなってしまいます。

 

私自身の例は

2018年5月22日~2018年11月30日  休職  (支給)

2018年12月1日~2019年11月9日   復職  (未支給)

2019年10月10日~          休職          (支給)

2019年12月分から不支給

となりました。

 

大事なことなので何回も言いますが、一度傷病手当を支給され1年6ヵ月以内に

復職した場合はその間も未支給という形で継続されてしまいます。

そのため焦って復職するよりはじっくり自分自身を見極め

就業規則にのっとったタイミングでの復職、リワークプログラムの参加

転職活動をしたほうがいいです。

 

休職中に悩んでしまうこと

・休んでしまっていることに対して「甘え」なのではないかと考えてしまう

・家族や職場の人に迷惑をかけてしまっているのかと考えてしまう

 

特に適応障害の方は辛い環境から離れると症状が緩和されるので

上記のように悩んでしまうと思います。

ここは思いっきり甘えていいんです。

しかしながら、会社によっては早く復帰してもらおうとプレッシャーを

かけてくる場合もあります。

前職ではそのパターンで、復職に時間がかかりそうだというと

そのころには元にいた部署に居場所はないと言われました。

今考えるとそんなこという会社に見切りをつけて、傷病手当金をフルに支給して

もらって転職活動なりすればよかったと思うこともあります。

 

復職のタイミング

ここで一番気を付けたいのが、有給の取得タイミングです。

有給を取得できるのが、年間を通して8割の出勤をしなければいけないと

就業規則に載っていると思います。そして休職の時期と復職時期のタイミングが

悪ければ、有給の取得が1年より先になってしまうケースが出てくるからです。

そういったことをアドバイスしてくれる会社であればいいのですが、

そうではない場合、相談するなりしたほうがいいです。

私自身の場合、タイミングが悪く1年3ヶ月後にしか有給が入らないと

言われました。

有給が出来るだけ速くもらえるタイミングで復職しましょう。

 

リワークプログラム(復職支援)を利用する

これは民間、公的、病院と色々なところでありますが

自身にあったところを選択すればいいと思います。

同じような悩みの方と一緒にプログラムを受けることは精神的に

いい効果をもたらしてくれます。

また他の方の会社の対応も聞くことが出来るので、自身の会社と照らし合わせて

どうなのか客観的に判断することが出来ます。

 

転職活動をする

転職活動をすることで、自分自身のスキルや経験が他社でも通用するかどうか

分かると思います。そこでやっぱり今いる会社で頑張ったほうがいいと思えば

転職をあきらめても構いません。

客観的に自分自身の価値を見出すことが大事です。

 

復職後の会社での復帰プランを確認

人間関係で休職された場合、元の部署に戻っても再発してしまう可能性もあります。

大きな会社であれば、他部署への異動、リハビリ出勤、勤務時間の調整などの復帰プラ

ンを考えてくれると思います。支給期間がまだ余裕がある場合はじっくり交渉をした

方がいいです。

部署が少ない中小企業の場合、こういった対応が難しい場合があるので

慎重にしたほうが賢明です。

 

まとめ

今回の記事は自身が2度の休職で退職した経験をもとにこうした方が

いいよというものを書きました。

鬱病(適応障害も含む)の症状は人それぞれなので、上記のような対応が

出来ない方もいらっしゃると思います。

しかし知識として入れておくのとおかないのでは、その後の人生が変わってきます。

その為この記事を書きましたし、少しでも参考になっていただければ幸いです。

 

以前に「HSPを盾にした、仮病野郎」とコメントをいただいたことがありますが

このように批判をしていただいても構いません。

しかしながら、削除とブロックはさせていただきますので。

 

最後までお読み頂き、有難う御座いました!