氷河期世代はつらいよ~政府は真剣に救済を考えているのか?~
初めての方も何度目の方も一瞬でもこのブログを見に来てくださり有難う御座います!
最近急に氷河期世代という言葉がテレビやニュースでも頻繁に取り上げられる
ようになってきており、私もちょうど氷河期世代なので非常に気になっているので
今回記事を書いていこうと思います。
氷河期世代とは
就職氷河期を経験している世代のことです。
就職氷河期(しゅうしょくひょうがき)は、社会的に就職難となった時期の通称。
就職氷河期に該当する世代は、様々あるが、一般的に1970年(昭和45年)から1982年(昭和57年)や1984年(昭和59年)までに生まれた1990年代半ばから00年代前半に社会に出たり、2000年前後に大学を卒業した、2019年(令和元年)現在40歳前後の世代のことだとされる。
就職氷河期とはリクルート社の就職雑誌『就職ジャーナル』が1992年11月号で提唱した造語。1994年の第11回新語・流行語大賞で審査員特選造語賞を受賞した。
引用元:Wikipedia
当時はなかなか内定をもらえず就職浪人をする人たちや
大学に通いながらも専門学校に通っている友人もいました。
また運よく内定をもらって、総合職と聞いていたのにギリギリになって
入社直前になって営業職に行くように言われた友人もいました。
私は実家が自営業をやっていたので、その手伝いをしながら就職活動をしていたものの
内定はもらえないまま大学を卒業しました。
その後、アルバイト→派遣社員→特定派遣社員から社員とステップアップしていき
ましたが、会社の倒産があり、再就職先で適応障害で休職となり退職して
今に至っています。
ただ当時から一応国家資格であった
初級システムアドミニストレーター(現ITパスポート)を取得したり
5年程前にはMOSのマスター資格を取ったりすることで、転職活動は割と
順調にはいっていました。
なぜ今になって国が支援に動いているのか?
このHPで就職氷河期世代支援の推進についての議事録があったので
読んでみました。
就職氷河期により長期間のひきこもりや非正規労働者にずっと留まっており
また、40歳以上の引きこもりの75%は就労経験者であり、パワハラなどの
人間関係で傷つき、トラウマとなってしまい強い抵抗感となっている。
正社員への年齢制限もあり、支援をしなければいけない状況となっているとのこと。
中小企業では未だに人材不足の状態だが、一方で非正規社員やひきこもりが多い
このミスマッチをどうにかしていこうとしているそうです。
しかしながら人手不足の職種は、介護職や運送業や農林業など体力が必要且つ
賃金も安いので、みんな行きたがらない。
政府としては職業訓練により、この職種への雇用を考えているようではあるが
つい最近まで外国人労働者を雇うと言っていたのではないのか?
それがうまく進んでいないので、氷河期世代にスポットを当てたのではないか?
色んな憶測を立ててしまっていますが、各自治体でも氷河期世代の採用を始めつつ
あります。
地方自治体での採用
記憶に新しい宝塚市の3人程度の募集に1816人が全国より応募がありました。
その後も各地方自治体も後に続くように採用を始めてきているが
数名程度であり、根本的な雇用の拡大には至っていない。
政府としては、3年間で氷河期世代の正規雇用を30万人に増やすことを目指しており
各地方自治体に通達している。
こう見てみると事務職が多いように思うが、AIやRPAの導入で影響を受けるのが
事務職だと思うのだけれども、そこをどう考えているのだろうか?
フリーターへの支援
親の介護や自身の病気などの理由で敢えてフリーターとして働いている人が
一定数おり、正社員化へも重要だけれども、フリーターとしての質の向上を
するための支援が必要とのこと。
介護しながらでも仕事が出来るようテレワークの充実を期待しています。
現状クラウドワークスでもテレワークの募集がちらほらあるが
1名の募集のところに150名の応募があったりと、まだまだ一般的になるには
時間がかかりそうな気がします。
まとめ
2020年は東京オリンピックイヤーでもありますが、黒字にもかかわらず
大手企業のリストラが加速していくと言われています。
氷河期世代には正社員化の支援、一方で45歳以上の正社員はリストラという
カオスな状態。
また正社員でも働き方改革で残業が減らされ、作業の質を求められ
リストラに怯えながら働いていかなければいけない。
今後日本はどのような方向に舵をきっていくのだろうか。。。
まぁあまり深く考えすぎず、ポジティブに生きていきましょう!
最後までお読み頂き、有難う御座いました!