今は人生の種まき中

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激務で鬱病発症したHSP気質な男の物語パート1

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初めての方も、何度目かの方も一瞬でもこの記事を

見に来て下さり有難う御座います。

 

今回私が1回目の鬱病が発生する至った経緯を書いていこうと思います。

一つ断っておきたいのは、これから書いている内容は会社を否定するものでは

ないということです。

今ではHSPを知ることにより、ただ単にあ~職場環境が自分には

合わなかっただけなんだなと思ってます。

HSPについては、過去にも書いているので参考にして下さい。

 

suusansp.hatenablog.com

 

 

しかしながら、今同じような苦しい状況で働いている方に読んでいただき

一歩立ち止まって冷静に考えるきっかけになればと思って、ブログにアップする

ことにしました。

 

1.採用が決まり、入社を決めた理由

この会社には中途採用で入社をしました。

中小企業ではありましたが、ボーナスが年間で4ヵ月はあるような会社で

今後廃れるような商品でもなかったのが決めた理由でした。

また、採用理由が面接者全員が採用したい転職エージェントからの連絡が

決定打となりました。

こういうの弱いんですよね~正直入社に迷っていたところがあったのですが

その言葉に落ちてしまいました。

この時は血反吐を吐いてでもがんばるぞーとすごくやる気に満ち溢れていました。

 

2.大量に仕事を一気に任される

入社後は軽い社内研修、取引先への挨拶をしていくといった通常のパターン。

しかし、入社をしてわずか10日足らず前の担当者から

軽い説明だけでこれからやってもらうからと、業務をいきなり引き継がされました。

また毎朝朝礼をやるんですが、その司会進行も任されるように。

内向型のHSP気質な自分は、大勢の前で話すことが非常に苦手でストレスを感じやすい

のですが、まさにそれでストレスの連続でした。

周りからは、そんなストレスを感じているようには見えず淡々とやっていたように

見えていたそうです。

そしてその朝礼はだれかのミスを糾弾するような公開処刑の場でもあったので

常にだれかが怒られている状況。

これもHSP気質の自分にとってはそれが自分も怒られていると感じ、胸が締め付け

られる思いがして、しばらく引きずってしまう。

 

3.生産の要、生産計画の業務も任される

製造業の方だとわかると思うのですが、日々の生産計画を決めるのは工場長とか

製造ラインに詳しいベテランがやる仕事も任されるようになりました。

月に2回行わられる生産会議では私が司会進行を任され、営業と製造現場のリーダーの

板挟みにあい、生産計画を立てていきました。

当然ながら、営業の思惑と現場の思惑が一致することがなく、常に板挟みの状態に

あり、商品の知識もないため頭が真っ白になり、何も考えられないことが度々

ありました。

これもHSP気質な方の苦手なマルチタスクという側面と相手もこまっているんだと

いう感情を受け取り、もうこれしか出来ませんと言えなかった。

 

4.親会社からのパワハラ

親会社では効率が悪い生産数の少ない商品もやることになっていて、在庫にならずに

すぐに出荷出来て、翌月には入金されるのですごく魅力のあるものでした。

しかしながら、営業は逆に自分の担当の注文分の枠が減ってしまうので、どうにか

しろとここでまた板挟みにあうことに。

そんななか親会社から注文を出してくる担当者が、何かにつけて難癖をつけてくる

人で、「何?そんなことも分からないの」と罵声を浴びせてくることも度々。

こちらが中途入社で何も分からないのを知っているにも関わらず、いやがらせを

繰り替えされました。

 

5.中途採用者は即戦力

言葉のとおりのままで、中途でされるということは過去の仕事のキャリアがあるので

基本的には即戦力として期待される。

しかしながら、業種も違えば、商品も違う、会社のシステムが違うなかで

いきなり業務を丸投げされるのは、かなりつらかったです。

入社1か月目で残業時間が50時間は越えていて、休日出勤もしていました。

残業代も出るには出たのですが、月20時間まで。

今考えると証拠を残して、労基署にでもいけばよかったなと思います。

でも不思議と辛くはなかったんですよね、その時は。。。

ある意味会社の中核の業務で責任感もありましたし、なにより自分がこの会社を

動かしているという高揚感も多少はあったんだと思います。

 

6.土日も気が抜けない

24時間稼働している会社だったので、土日に電話がかかってくることも度々

ありました。当時素材の発注もしていたので、もうそろそろ材料がなくなって

きているんだ、どうするんだといった問い合わせもあり、ゆっくりと休める

状況でもなかった。

また計画に書いている数量より出来ないからどうするとか、逆に多く生産

出来そうだからどうするかといった問い合わせもありました。

そして月曜日にそのことが議題にあがり、公開処刑をされることも度々ありました。

 

7.体調に異変が出始める

入社して半年程したころでしょうか、吐き気が日常的に襲ってくるようになり

内科に行っても特に異常が無いと言われ、胃液を抑えるような薬を処方されるだけ。

しかし薬を飲んで出社して、出勤途中に嘔吐してしまい、会社を休むことにしました。

さすがにこの状態はまずいと思い、大きな病院へ行き胃カメラを飲んで検査をした

ところ逆流性食道炎と診断されました。

 

パート2に続く